時速の求め方
速さ・時間・距離の計算は、公式を丸暗記するのではなく、下の表を覚えてしまいましょう。
この表の、文字の位置を覚えるだけで速さや距離の式がわかり、時速の求め方もすんなり解けます。簡単な覚えかたはページの下です!
速さ・時間・距離距離...速さ$\times$時間$=$距離
速さ...距離$\div$時間 つまり、$\displaystyle{\frac{距離}{時間}=速さ}$
時間...距離$\div$速さ つまり、$\displaystyle{\frac{距離}{速さ}=時間}$
この表のとおりですから、公式を覚えるより簡単ですね。
$45km$の車で$3$時間一定の速度で走り続けたとき、何$km$先まで進みますか。
表に数字をいれればすぐに式ができますね。$ 45\times3=135 $
$135km$先
! 簡単な考え方・覚え方のポイント !時間・速さ・距離の問題が苦手な方は多いですね。下の公式の丸暗記ができないお子さんもいます。
距離...速さ$\times$時間$=$距離
速さ...距離$\div$時間$=$速さ
時間...距離$\div$速さ$=$時間
でも、下の表さえ書けてしまえば3つの公式は分かってしまいます。表の横線(青)は分数の横線と同じですし、縦線(緑)はかけ算です。
しかし表の形は思い出せても、距離がどで速さはどこで…という事を忘れてしまう場合もあります。小学校や塾では、「キ・ハ・ジ」と上から順に覚えさせるところもあるそうです。
でも、「キ・ハ・ジ」を丸暗記するよりも、「今日は掃除だ!」と文章で覚えてしまうともっと楽に覚えられます。
今日は...今日のキョは距離のキョ
掃..掃除のソは速さ=速度のソ
除だ!...掃除のジは時間のジ
…という具合です。距離や速度の問題が出たら、お掃除を思い出せば良いのです。
丸暗記でも、勉強している時は覚えていられます。でも社会に出て学習する環境がなくなると、暗記していた公式も忘れてしまいます。大人が速度の問題ができないのも、3つの公式を忘れてしまっているからです。
でも、速度問題とお掃除のことさえ覚えていれば、「今日は掃除だ」と思い出せます。こういう覚え方をすると、その学習は一生ものの力になります。