比
$A:B$は「AたいB」と読み、$A$は$B$の何倍かを現すのが比です。
$\displaystyle{A:B=\frac{A}{B}}$と同じ意味で、割合を現しています。つまり$A\div{B}$で求められます。
比とは比…$A:B$のように$A$は$B$の何倍かを現す
Aさんは本3冊、Bさんは本6冊持っているときの比を現しなさい
$A=3,\ B=6\\[5pt] A:B=3:6$
$3:6$は、$\displaystyle{\frac{3}{6}}$と同じです。分数の時に約分するように、比の時も最大公約数で割って「比を簡単」にします。
$3:6\\[5pt] =\left(3\scriptsize{\div3}\right):\left(6\scriptsize{\div3}\right)\\[5pt] =1:2\\[5pt] $
比を簡単にすると、$A:B=1:2$であることがわかります。
$1:2$
$A:B=1:2$という比から、BさんはAさんの2倍本を持っていると言えますし、AさんはBさんの半分しか持っていないことがわかります。
文章問題にも多く比が出ますので、考え方をしっかり理解しておきましょう。