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小数の割り算

小数の割り算は、割る数の小数点をなくすことから始めます。

割る数の小数点がなくなるまで、10倍、100倍、1000倍にしてから計算します。割る数にも割られる数にもこのかけ算をします。

最低限覚えること

$\displaystyle{A}\div{B}$という形では、Aが割られる数、Bが割る数です。

割る数に小数点があるときは、10倍・100倍して割る数の小数点をなくしてから割り算します。10倍・100倍にするときは、AもB両方倍にします。

商(割り算の答え)の小数点は、割られる数と同じ位置につけます。

$\displaystyle6.42\div0.2$

割る数が小数なので、10倍して$\displaystyle64.2\div2$にして計算する。

$\displaystyle{ \begin{array}{rr} & 32.1 \\ \hline 2\bigr) & 64.2 \\ & 64\phantom{.}2 \\ \hline & 0 \\[20pt] \end{array} \\ }$

商の小数点の位置は、割られる数の位置に合わせます。

$\displaystyle32.1$

余りがでる割り算

余りが出る割り算も答えは同じですが、余りが出る場合は元の割られる数にあった小数点に合わせます。

$\displaystyle7.4\div0.3$

割る数が小数なので、10倍して$\displaystyle74\div3$にして計算する。

$\displaystyle{ \begin{array}{rr} & 2\phantom{.}4 \\ \hline 3\bigr) & 7\phantom{.}4 \\ & 7\phantom{.}2 \\ \hline & 0.2 \\[20pt] \end{array} \\ }$

商はそのままです。余りだけ、10倍する前の割られる数の小数点の位置に合わせます。
もともとは74ではなく7.4でしたから、7.4の小数点の位置に合わせて、余りにも小数点をつけます。

$\displaystyle24$あまり$0.2$




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